朝起きた瞬間にギックリ腰!? 寒い季節は特に注意しましょう
- l3seitai
- 2 日前
- 読了時間: 2分
最近、患者さまから「朝ベッドから起き上がろうとした瞬間に腰がグキッとなった…」というご相談が増えてきています。
実は 朝の起き上がり動作は、ギックリ腰のリスクが最も高い時間帯 です。
今日はその理由と、予防のポイントをお伝えします。
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なぜ朝がギックリ腰になりやすい?
✔︎ ① 寝ている間に筋肉が固まる
睡眠中は体温が下がり、筋肉や関節周りの血流も落ちます。
その結果、 朝は筋肉が固まりやすく、急な動きに弱い状態 になります。
✔︎ ② 腰椎への圧力が一気にかかる
横になっている姿勢から、急に身体を起こすと
腰の筋肉に瞬間的な負荷がかかります。
炎症の前段階がある人はこれで“グキッ”とやってしまうことも。
✔︎ ③ 寒さ・ストレス・自律神経の乱れ
特に冬は筋肉の血流が落ち、交感神経が優位に。
血流不足 → 筋肉が硬くなる → ギックリ腰のリスクUP という流れが起こります。
起き上がる時の正しい動き
1. 仰向けから 横向き になる
2. 手でベッドを押しながら 上体を起こす
3. 腰に負担をかけずに 座位姿勢へ移行
急に“腹筋のように起き上がる動作”はNGです!
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もし朝ギックリ腰になってしまったら?
❌ 無理にストレッチしない
炎症が強くなり逆効果。
✔︎ 軽く冷やす(最初の24〜72時間)
「熱・腫れ・ズキッと動けない」がある場合。
✔︎ 楽な姿勢で安静
横向きで膝を軽く曲げる姿勢がラクなことが多いです。
✔︎ 早めに治療で炎症・筋緊張を取る
ギックリ腰は「炎症+筋肉の防御反応」の合わせ技です。
深い筋肉の緊張を優しくゆるめ、痛みの鎮静に効果的です。
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季節の変わり目は特に注意!
寒暖差が大きくなる時期は、筋肉や自律神経の負担が増え、
ギックリ腰のリスクが高くなります。
「最近腰が重い」「朝の動き出しが硬い」
そんなサインがある方は、悪化する前にケアを





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